I Amsterdam でお勉強中、、、

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2009年 06月 18日

People are SO smart in Africa.

今のモジュールも講義が終了して、課題提出だけとなりました。
疾病コントールに関する10個のテーマから3つ選び、2000字程度
で、コントロールメジャーを文献を基に書き上げると言うもの。
課題は学生のポータルサイトにアップして、皆のフィードバックを
最低3回は受けなければなりません。当然、自分も同僚達の課題
にフィードバックします。
明日が、締め切りです、、、、もらった意見を参考にリバイスしなければ、、

それはともかく、最近またソマリ事情が悪いので、ちょくちょくチェック
してます。やっぱり、彼らは賢いですね。

"The UN World Food Programme (WFP) in Somalia has launched an inquiry into a report that thousands of sacks of aid were being sold on the open market. Maize, wheat and cooking oil . marked not for re-sale and bearing the UN logo . were found in Mogadishu markets. One trader told Britain's Channel 4 News he bought food from WFP staff who allowed them to load lorries freely. Another trader said he invented fictional refugee camps, which were then allocated food that he sold. (BBC)"
なんて、記事がありました。

# by asaitei | 2009-06-18 08:40 | KIT
2009年 06月 10日

Strategies for CDs and NCDs

今取っているモジュールがあと一週間程で終了します。
今回のお題は、'Strategies for Infectious and Non-communicable dieases'というもの、
要は、疾病コントロールをどう介入するのかというテーマです。
なんだか、欲張り過ぎな内容で、せめて感染症コントールにしてくれれば良いものを、疾患全てに
わたっているので、かなり、ジェネラルな知識だけであまり新たなものが吸収出来なくてちょっと
残念です。今日は、結核(Tb)のコントールだったのですが、講義の大半が、結核の、基礎知識、
疫学、診断、治療で終わってしまい、肝心のコントロールに関しての話は、'Stop Tb Strategy'
のほんの触り程度で、おしまい。ケーススタディーをグループワークでじっくりする時間がなくて
なにしに講義を受けに行ったのか、、、、という感じです。
でも、まぁ、ちょっと古くなった結核の知識をレフレッシュしてくれたのは幸いでした。
しかし、国際保健の修士課程と言っても、どれもこれもかなりジェネラルで、専門性に欠けること
が多く、若干、期待はずれが多いのでは、、、と、最近内々の間で文句がたれる事が多い。
たしかに、ケースバイケースで、文化や生活背景がそれぞれ異なるので、一概に言える事が
なかなかなくて、どうしてもガイドラインの説明になってしまうのはしょうがないのか?
でも、結局、ガイドラインなんてどう使うかが問題で、一つ一つのケースをあーでもない、
こーでもないって、言って決めるのが大事になんだと思うのですが、、、
ここからは、習うものではなく実践なんでしょう、きっと、、、
早い事、この後どうするか決めないといけなくなって来ました。

# by asaitei | 2009-06-10 23:12 | KIT
2009年 06月 09日

Messy conflict in Somalia

-A 21-year-old woman, carrying her baby in her arms after fleeing Mogadishu by bus, told staff from one of UNHCR's local partners that her husband had been killed in the latest fighting and she wanted to make her way across the Gulf of Aden to Yemen. "I didn't give money to the bus driver, but he used my body," she alleged, while adding: "I will never come back to Somalia."- (2009, UNHCR)

最近、またソマリア国内の状況が悪化しています。今年はじめの段階で、
ダダーブキャンプの増設が認可され、3つあるキャンプから5つになる予定です。
また、キャンプ人口も、23万人と増加の一途です。また、一連のモガディシオの
争いで、11万を超える人々が首都にいられなくなってしまいました。これで、また
国内避難民(IDPs)、難民(Refugees)が増加する事が予想されます。
過去十数年における海外からの援助の効果は全くなく、事は悪化する一方です。
ようやく、国連も違った形のアプローチをしないといけないと言い出し始めました。
しかしながら、残念ながら明確なアプローチは示されませんでした。

日本では、自衛隊の海上護衛活動の報道がされており、ソマリアという国がどこに
あるのかぐらい浸透したとは思いますが、海賊活動が、何故そこまで活発化する
のかという背景についてちゃんと報道されていたようには感じません。今も、モガデ
ィシオでは、今でも市民達が殺害やレイプなどの暴力のリスクにさらされています。

冒頭の彼女は最後に、”もう二度と、ソマリアには帰りたくない、、、”と、言いました。
また、ダダーブの人口ピラミッドをみると、18歳以下が50%を占め、その数は
10万人以上に達します。キャンプが出来て、すでに20年近く、もちろん、全てが
キャンプ生まれの18歳以下ではないとしても、母国の土を踏んだ事がある子供
が多いとは言えないでしょう。そんな彼らもそんなソマリアには帰りたくないのでは
ないでしょうか。
かれらの行き着く先はいったいどこなんでしょう?

# by asaitei | 2009-06-09 08:55 | KIT